AIのフォント作成サービス『AIJIMOJI』とは。
こんにちは。
本日紹介するのは、自分が手書きで書いた文字を
AIが瞬時にフォント化してくれるという、何とも近未来的なサービス。
『AIJIMOJI(エーアイ ジモジ)』のご紹介です。
1993年創業のフォントメーカー「フォントワークス株式会社」が、
開発途中のアプリケーションや取り組みを公開する、
実験仮想都市『MOJICITY(もじシティ)』にて公開されています。
こちらがMOJICITYの様子。都市というには少々殺風景な気も…?
さっそくAIにフォントをつくってもらう。
さてAIのお手並み拝見…ということで、さっそくAIJIMOJIにアクセスしてみると…
いきなりトップページから、文字の入力画面が。
この単純明快さ、すごく好感が持てます。
「ともかく、一旦使ってみ?」と言うかのような、シンプルなトップ画面。
さっそくマウスで書いてみる。マウスで書くと、なぜここまで間抜けな字になるんだろうか。
小学生のころ、Windowsに標準搭載の「ペイント」で、マウスでお絵描きしてた頃を思い出します。
「あ~ん」の46文字を、ものの3分くらいで書き終えたら、
フォントの太さと、フォント名、メールアドレスを入力。
「これで作業完了?」と驚くほどの手軽さ。
本当にこれだけでフォントなんて…と思っていると、
入力したメールアドレスにダウンロードリンクが送られてくる。早い。
ものの1分で完成!おそるべしAI
できてる!なんてこった・・・・
かの字游工房が誇る「游書体(ゆうしょたい)」と比較すると、
僕の手書き文字からは、偏差値の低さがそこはかとなく漂います。
よく見ると線の濃淡や太さも微妙に異なるので、
手書きした文字を、そのまま画像として処理してフォント化しているわけではない様子。
けっこう芸が細かい。。
ちなみに入力できるのは平仮名(濁音・半濁音含む)のみで、
カタカナやアルファベットは、もともと用意されている手書き風フォントが適応されます。
ちなみにフォントは.otf形式でダウンロードできるので、
ファイルを開いてワンクリックでインストール。すぐに使用できます。
さっそくAI文字で遊んでみた。
今後漢字などもフォント生成できるようになれば、
会社での資料作りなどでふざけられそう。
緊迫感あるプレゼンでも、このフォントをつかってアジェンダ紹介すれば
一気に知性が失われた感が出ていいですね。
あと、こういった子どもが母の日に書く手紙のような
健気なニュアンスも出せます。これはすごい。
子供向けサービスの紹介文とか、手紙風イラストとか、
デザイナーの皆さんも、工夫すればいろいろと使い道はありそうです。
まとめ
非常にシンプルなUIのサービスで、
ものの2~3分あればだれでもフォントがつくれるため、非常に面白かったです。
今回はマウスで書きましたが、本来はタブレットとタッチペンでの作成が
推奨されているそう(そりゃそうか)。
AIということで、今後より多くの学習データが集まれば、より個性的な文字が作成
できるようになるということなので、今後のサービスの成長にも期待ですね。