イラストから見る!懐かしの遊戯王カード集
今の20代半ば~後半の年代の人達は、子供時代に熱狂していた方も多い「遊戯王」
自分もいわゆる遊戯王直撃世代で、小学生の頃はなけなしのお小遣いをかき集めて150円のパックを近所のカードショップで購入していました。
中学にあがったくらいで遊戯王は卒業してしまったので、「シンクロ召喚」「エクスシーズ召喚」などのルールはまったくちんぷんかんぷんです。
そんな私ですが、初期の遊戯王カードのイラストって今のカードとはまた違った魅力があるんですよね。今回はそんな初期遊戯王の独特な世界観を持った格好いいイラストのカードを集めてみました。
ブラック・マジシャン
遊戯王の代名詞と言えるカード。原作でも主人公遊戯のエースモンスターであったこともあり、カード化されたイラストは7種類もあるというから驚き。
その中でもやっぱり一番好きなのが、1999年発売の遊戯王初パックVol1に収録された初期verのデザインです!
非常に完成されたイラストで、自分はブラックマジシャンと言えばこのイラストですね。どういう体勢だよ!と突っ込みたくなりますが、そこも含めてカッコいい!
ゼラ
攻撃力2800、悪魔族・闇属性の儀式モンスター。当時の遊戯王全国大会の優勝賞品として初登場後、一般パックではレプリカ版として登場。オリジナルはステンレス製で世界に2枚しか存在しないレアカードです。
四角のカード枠にすっぽりと収まるフォルム、決して細部まで書き込まれているとは言えないイラストですが、逆にそこにモンスターの威圧感を感じますね。大会優勝賞品のバニラ版verが醸し出すレアカード感は遊戯王カード1と思ってます!是非一度現物を見てみたいですね。
オシリスの天空竜
ラーの翼神竜・オベリスクの巨神兵と並ぶ3幻神の一体。原作では主人公の遊戯がメインで使用していました。個人的に3幻神の中では断トツでカードのイラストがカッコいいと思ってます!
カードで見るとわからないんですが、アニメだとオシリスの体ってすっごい長いんですよね。バトルシップに超ぐるぐる巻きついてたし・・・よくあのながーい体をここまで収まり良く格好よくまとめるのは素晴らしいの一言。
デビルゾア・メタルデビルゾア
PSソフトである「遊戯王真デュエルモンスターズ 封印されし記憶」に同梱されていたカード。この2つのカード含む全5種類のうち、3枚がソフトに付いてきます。
流線型の何ともスタイリッシュなフォルムをしているデビルゾア。装備カードの「メタル化・魔法反射装甲」を使用したデビルゾアを生贄に捧げることで「メタル・デビルゾア」を召喚することができます。
「メタル・デビルゾア」というモンスター名が既に魅力的ですよね。妙に読み上げたくなる名前です。
ちなみに前述したPSソフトは、ゲーム化された遊戯王の中でも超難易度の所謂「クソゲー」(良い意味で)遊戯王ファンなら一度はやってほしいソフトです。
サウザンド・アイズ・サクリファイス
これまた口に出して読みたいモンスター名の「サウザンド・アイズ・サクリファイス」遊戯王ではブルーアイズやらレッドアイズやら、~アイズの強力モンスターが多いです。
融合モンスターの紫色の外枠がこれほどマッチしているモンスターもいないのでは?禍々しさMAXの得体の知らない外見も大好きです。
初期のカードにありがちな、カード効果の記載スペースが小さい為に起こってしまう「無理矢理文字を詰め込んでる感」がたまんないです。
トゥーンワールド
初期の魔法カードのイラストで最も格好いいと感じるのが、この「トゥーンワールド」
原作ではペガサスが使用し、カードでも沢山の関連モンスターが発売されました。当時の自分はトゥーンデッキを構築できるほどカード収集ができず断念した苦い思い出があります・・
ポップなアメコミ風の可愛らしいトゥーンモンスターですが、不気味なトゥーンの世界観というのもこのカードでは非常によく表現できています。
リボルバードラゴン
原作ではバンデッドキースが使用していたカードである「リボルバードラゴン」
頭部が回転式拳銃という無茶苦茶なドラゴンですが、やけにカッコよく見えてしまうのは何故なのでしょう。キースの使用するモンスターはランチャースパイダーだったり振り子刃の拷問機械だったり、魅力的なモンスターが多い印象です。機械と生物の合体がカッコよく思えてしまうのは厨二心がまだ失われていないからなのでしょうか。
緑と紫の波紋?のような背景もクールです。他のカードでもこの背景が使われていたような気がするけど全く思い出せません・・・
ちなみに当時は攻撃力2600でコインの裏表でモンスターを破壊できる効果もある、かなり強力なカードとして扱われていました。
レッドアイズ・ブラックドラゴン
城之内君の切り札「レッドアイズ・ブラックドラゴン」こちらはバンダイ版のカードになります。
レッドアイズはコナミ版よりもバンダイ版のほうがメタリック感が出ていますね。線が細くてスタイリッシュな見た目で格好良いです。
コナミ版は痩せてて弱そう・・・ブラックメタルドラゴンのほうはバンダイ版に近い感じのイラストです。
デビルゾアもそうなんですが、メタル化を付けたところで攻撃力の上昇幅が微妙なんですよね・・・守備力も上がっているんですけどメタル化したんだったらもっと硬くなっても良いような気もします。今気づいたんですがバンダイ版のレッドアイズは守備力が2400なのでメタル化済みということなのでしょうか?
ブルーアイズ・ホワイトドラゴン
最後はやっぱりこのカード。原作では海馬のメインカードである「青眼の白竜」
オシリスの天空龍でもそうでしたが、細長いドラゴンをコンパクトに格好よく表現するセンスには関心させられます。「カッコいいドラゴン書いて」と言われてこの体勢のイラストはまず絶対考えつかないですよ!
ブルーアイズもいくつも違うイラストのカードがありますが、やはりこの最初期のイラストが最も引き込まれます。ちなみに今のコナミ版の前身であるバンダイ版カードでもブルーアイズはこのイラストになっています。ちょっとダサいけど。
いかがでしたでしょうか。懐かしの遊戯王カードですが、独特な世界観がカードイラストから存分に演出されています。
今回は格好良さを重視しカードをチョイスしましたが、結構シュールで面白いカードも多いんですよね(笑)
そちらもまた記事で紹介したいと思います!