お部屋探しサービス『OHEYA GO』使い方・レビュー

服屋の店員に試着を勧められると、つい断りきれずにそのまま買ってしまう。

スーパーで試食をしようものなら、美味しく食べた手前、なんだか断るのも気が引けてしまう。

今回は、そんな僕のような小心者には嬉しい、セルフ内見お部屋探しサービス『OHEYA GO(オヘヤゴー)』のご紹介です。

『OHEYA GO(オヘヤゴー)』について

『OHEYA GO』は、不動産関連サービスを提供するスタートアップ企業イタンジ株式会社が、2019年9月にリリースした不動産サイト。

賃貸物件の内見から申し込み、契約まで、利用者が全てセルフで行なうことができるサービスです。通常不動産の契約までは、ポータルサイトなどで物件を確認してから、街の不動産仲介会社に訪問、内見、契約…と時間がかかってしまいますが、それを一貫してセルフで行なえるのは嬉しいですね。

そして、その中でも特に画期的なのが、何と言ってもスマホ1つあれば自分1人で物件の内見が行なえる点。

内見は不動産仲介会社の担当者と一緒に行なうことが一般的ですが、『OHEYA GO』ではスマートロックを活用し、住居のロック・解除を行なうことで”セルフ内見”を実現しています。

『OHEYA GO』の利用方法

無料会員登録

まずはトップページから、無料の会員登録。ここでは住所や電話番号などの情報は必要なし。メールアドレスとパスワードを設定すれば登録可能です。入力したメールアドレス宛てに確認メールが届くので、そのメールのURLからログインすれば登録完了となります。

部屋を探す

続いてさっそく部屋を探しましょう。現在不動産の紹介を行なっているエリアは関東のみ。随時拡大予定とのことです。東京全域で検索かけたところ、総物件数は281件(19年10月時点)。まだスタートアップなので物件数は少ないですね。

部屋の間取りや家賃、設備などを確認。内部の写真も20枚ほど公開されていたので、これだけでも物件のイメージは充分掴めそうです。

ちなみに僕の見た物件では、仲介手数料が家賃の1ヶ月分(50%オフのキャンペーン中だったので実際は0.5ヶ月分)でした。

内見の予約

お気に入りの物件が見つかったら、そのままサイトから内見の予約が可能です。日にち・時間ごとにスケジュールを確認できるので、都合の良い日程で予約しましょう。内見可能な時間は、物件にも寄りますが朝8時から夜9時30分までです。

内見の予約は、名前・緊急用の連絡先があればOK。

初回のみ内見保険料の支払い(100円)が必要です。

鍵の発行

物件のロックを解除する鍵は、株式会社ビットキーか提供する「bitlock LITE」または、Keeyls株式会社が提供する「KEY STATION」のいずれかで発行可能です。

bitlock LITEの場合はスマホアプリに解除チケットをDLする形で、KEY STATIONの場合は対応するコンビニで鍵を発行する形となります。

後は予約した時間通りに物件に訪問すればOK。人目を気にせず自由に内見することが可能です。内見終了後、気に入った物件であればサイト上から契約手続きが可能。入居まで不動産仲介会社などに特別訪問することなく、手続きを完了することができます。


これまで内見と言えば、不動産仲介会社の担当者とスケジュールを合わせる必要があり、1日に頑張っても2~3件ほどが限度。何度も内見を続けるのもなんだか申し訳ないし…「まあここでいっか」という心持ちで物件を契約した…なんて方も多いのではないでしょうか。

『OHEYA GO』であればそんな気づかいは必要なし。内見のたびに不動産仲介会社へ出向く必要がないので、仕事帰りにちょっとあそこの部屋覗いてみるか…なんてことも可能です。

これまでの物件契約の形を大きく変えたと言って良い『OHEYA GO』。といってもまだ取り扱い物件は少ない状態なので、これからの成長が楽しみなサービスですね。

セルフ内見型お部屋探しサイト『OHEYA GO(オヘヤゴー)

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