ReduceGOー飲食店の余剰食品をお得に利用できるサービス

Reduce GOとは?

Reduce GOはSHIFFT株式会社が運営する、余剰食品の定額テイクアウトサービス

近くのカフェやレストランで残ってしまった料理を、利用ユーザーが持って帰ることができるというサービス内容です

政府広報オンラインによると、国内の年間の食品排気量は約2800万トン、あまりピンとこない量ですがこれは食料消費全体の3割に当たるというから驚き。その内まだ食べることができた食品、いわゆる「食品ロス」は約632万トン存在するということです。

スーパーやコンビニ・レストランでも毎日大量の食品が廃棄されている現状。近年では恵方巻や鰻などの催事品で、小売りが大きく消費を煽って大量入荷し、余ったら廃棄するという販売戦略が問題視されています。

ReduceGOではそういった廃棄予定の食品をもう一度消費者へとサイクルさせることで、お店側も廃棄コストの削減と追加収益の発生・消費者は安価で食品を手に入れることができるという、まさにWin-Winのビジネスモデル。なんといっても無駄な食品ロスを削減できるというのは国全体にとっても大きいですね。

それではそんな画期的なサービスReduce GOの利用方法をみていきましょう。

Reduce GOの利用方法・料金

消費者の方

Reduce GOの利用方法はいたって簡単。余剰商品のあるお店は予め登録されているので、自分の近い所のお店を一覧から検索・注文するだけでOK。月々定額料金なので、利用ごとの支払いは不要。現地に直接取りに行くだけで済みます。

月額料金は税込1980円で1日2回まで利用が可能。1ヵ月最大60回利用ができるので、単純計算で1食あたり33円、もはやもやし並の値段。

最近は野菜なども結構高いですよね。自分は一人暮らしですが、たまには野菜を採ろうと思ってカットレタスを買うとしたら100g200円とかするのでびっくり。下手にスーパーで一人分の野菜・お惣菜を買うより、ReduceGOを使うほうが断然賢いといえますね。

余剰食品といっても、当然提供されるものは賞味期限の過ぎていない食品。すぐに食べれば実際の店舗で提供されている品質と何も変わらないものになります。

サービスは今年開始予定で、まずは東京23区内での展開、徐々に対応エリアを拡大していくとのこと。まずは飲食店と人の数が多い都心部でスタンダードにならなければ当然地方での展開は難しそうですね。非常に画期的なサービスなのでこれからが楽しみです。

飲食店オーナー・飲食企業の方

飲食業を行っている方は、サイトから自分の店舗・企業を登録することができます。

店舗側にとってもReduceGOに参加するメリットは大きいといえるでしょう。廃棄コストや追加収益の発生は勿論、新規顧客や近隣住民へのアプローチにも繋がります。少し敷居が高くてお客としては普段行かないお店でも、Reduce GOをきっかけに利用してもらうことも十分考えられますよね。

潜在顧客の掘り起こしに加え、環境問題への取り組みとしてブランドイメージの向上にも繋がります。本当に消費者にも企業にも両者にメリットがあるよくできたサービスです。

提供する食品は、料理として完成していなくても素材や・作りかけの状態でもOK。月々の利用料金は無料。追加収益の目安としては1日当たり平均5品の提供で月額20,000~50,000円を見込むことができるとのこと。元々捨てる食品でこれだけ収益が発生するのは嬉しいですね。可愛いアルバイトの子を一人追加で雇えちゃいます。

サービスの開始にはまず店舗所在地・開店・閉店時間などの店舗登録が必要。店舗登録は下記からどうぞ。

Reduce GO – 店舗登録

消費者の方の登録は、サービスの開始までもう少しかかるようです。事前登録も行っていましたが、想定を上回る登録があったことから現在は一時ストップしているとのこと。

年内にはサービス開始というこのReduce GO、都内でひもじく一人暮らししている自分にとっては非常に楽しみなサービスです!

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